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「デザインの古いサイト」が失う、お金よりも大切なもの
2025.07.29 BLOG

Contents -目次-
「デザインの古いサイト」が失う、お金よりも大切なものとは?企業の信頼性を高めるWebリニューアルの考え方
こんにちは。WebデザイナーのTAMです。
私がデザインという仕事に惹かれるのは、それが単なる「飾り付け」ではなく、企業の想いや価値を「形」にし、人の心を動かす力を持っているからです。
クライアント様とお話ししていると、「サイトは問題なく動いているから、リニューアルはまだ先でいい」というお声を時々耳にします。もちろん、そのお気持ちも分かります。ですが、私はいつもこう問いかけます。
「そのWebサイトは、本当に『今の貴社』の魅力を伝えきれていますか?」と。
Webサイトは、24時間365日働き続ける「無言の営業マン」であり、全世界に向けた会社の「顔」です。その「顔」が時代遅れだと、知らず知らずのうちに、お金には換算できない大きなものを失っているかもしれません。
今回は、デザインが古いWebサイトが失っている「お金よりも大切なもの」、そしてWebリニューアルがもたらす本当の価値について、デザイナーの視点からお話しします。
古いデザインが静かに奪っていく「3つの資産」
「まだ使える」と思っているそのWebサイトが、実は会社の資産を静かに、しかし確実に蝕んでいるとしたら。まずは、その深刻な事実から目を向けてみましょう。
◼︎ 何よりも重要な「信頼性」
これが、今回の記事で最もお伝えしたい「お金よりも大切なもの」の答えです。
大切な商談相手が、シワだらけで古びたスーツを着ていたら、あなたはどう感じますか?話す内容が素晴らしくても、第一印象で「この人は信頼できるだろうか?」と、一抹の不安を覚えてしまうのではないでしょうか。Webサイトも全く同じです。
これは感覚的な話ではありません。
中小企業の経営者を対象にしたある調査では、ホームページが長期間更新されていないことに対し、実に32.6%もの経営者が「取引や付き合いをしようと思わない」と回答しています。
さらに、35.3%が「載っている情報が正しいか不安になる」と感じています。
( 株式会社プラスト「ホームページの重要性」に関する調査)

つまり、サイトを放置しているだけで、「信頼できない会社」「ビジネス相手として不安な会社」という烙印を、他の経営者たちから静かに押されている可能性があるのです。 整ったレイアウト、読みやすい文字、統一された色使い。これらがもたらす「きちんとデザインされている」という印象は、そのまま「この会社は、細部まで仕事が丁寧で、安定した経営基盤がある」という無意識の信頼感へと繋がります。
◼︎ 時間をかけて築いた「ブランドイメージ」
Webサイトは、企業のブランドを発信する中心的な拠点です。もし貴社が、素敵なロゴを作り、洗練されたパンフレットを制作していても、Webサイトが古いままだとしたら、ブランド体験に一貫性がなくなり、全体のイメージを大きく損ないます。
特に、革新的なサービスや高品質な製品を提供している企業にとって、古いデザインは致命的です。「先進的な会社だと思っていたけど、サイトは古臭いな…」というギャップは、「見せ方」を軽視する企業という印象を与え、ブランドの価値そのものを毀損してしまいます。
現代における優れたデザインとは、単なる流行ではなく、「誠実さ」「分かりやすさ」「ユーザーへの配慮」といった、企業の姿勢そのものを映し出す鏡なのです。
◼︎ 本来得られたはずの「ビジネスチャンス」
古いデザインは、見た目の問題だけでなく、多くの場合、ユーザー体験(UX)の悪化という構造的な問題を抱えています。
特に深刻なのが「表示速度」と「スマートフォン対応」です。古い技術で作られたサイトは、現在の高速な表示環境や、多様なデバイスに対応できていないことが多く、これが致命的な機会損失に繋がっています。
ある調査では、サイトの表示がわずか2秒遅いだけで、訪問者の直帰率(最初の1ページだけ見て帰ってしまう割合)は50%も増加するという衝撃的なデータが報告されています
さらに、別の調査によれば、実にユーザーの67%が「表示速度の遅さ」を理由にサイトから離脱した経験があると回答しました(Repro株式会社調査)。

これはつまり、せっかく貴社に興味を持ってサイトを訪れたお客様の半数以上を、サイトが表示される前のほんの数秒間でみすみす逃している、ということなのです。
指で拡大しないと文字が読めない。ボタンが小さすぎて押せない。そんなストレスを感じたユーザーは、二度とあなたのサイトに戻ってきてはくれないでしょう。これら一つひとつが、本来得られたはずの**「問い合わせ」「購入」「採用応募」といった貴重なビジネスチャンスの喪失**に他なりません。
リニューアルは「再ブランディング」。未来への投資です
ここまで読んで、「うちのサイト、まずいかもしれない…」と感じた方もいるかもしれません。
でも、悲観する必要はありません。Webリニューアルは、古くなったものを新しくするだけの「修繕」ではないからです。それは、**現在のビジネス戦略や企業のビジョンをWebサイトに再定義し、失われた信頼とブランドを回復・向上させる「戦略的な再ブランディング」**であり、未来への投資です。
- 今の会社の「顔」にふさわしいデザインか?
- 今の事業内容や強みを、正しく、そして魅力的に伝えられているか?
- 今のユーザーにとって、最高の体験を提供できているか?
リニューアルとは、これらの問いにもう一度真摯に向き合い、貴社が持つ本来の価値をデジタルの世界で正しく表現し直す、創造的なプロジェクトなのです。
そのWebサイト、一度「健康診断」してみませんか?
Webサイトのリニューアルが、企業の未来にとって重要な投資であることはご理解いただけたかと思います。
とはいえ、何から手をつければいいのか分からない、という方も多いでしょう。 もしそうであれば、まずはあなたの会社のサイトが今どんな状態なのか、プロの視点で「健康診断」してみませんか?
「うちのサイト、客観的に見てどう思う?」 「リニューアルの必要性は感じるけど、費用感が知りたい」
そんな気軽なご相談からで、全く問題ありません。 私、WebデザイナーのTAMが、貴社のサイトが抱える課題を診断し、ビジネスの成長に貢献するためのリニューアルの方向性について、直接お話を伺いながらアドバイスさせていただきます。
貴社のブランド価値を最大化し、揺るぎない未来を築くWeb戦略をご提案します。 お問い合わせフォームよりご連絡ください。心よりお待ちしております。
魅力を最大化するWebサイト、ご提案します。

ご相談は無料です。
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課題解決への最短ルートを示します。
目標とご予算に合わせ、最適なWeb戦略を一緒に考えます。
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